親切の人類史第1章思いやりの黄金時代まとめ

本書紹介


 

親切の人類史
電子書籍あり
ヒトはいかにして利他の心を獲得したか
KINDNESS OF STRANGERS
How a Selfish Ape Invented a New Moral Code

著者

マイケル・E・マカロー

訳者

的場知之

判型 四六判

頁数 464頁

定価 4,950円 (本体:4,500円)

ISBN 978-4-622-09567-5

Cコード C0012

発行日 2022年12月16日

電子書籍配信開始日 2022年12月16日

 

映画を1分ごとに止めて、まとめていく『ミニッツ・ライナー』のように

本書を、段落ごとに「主語+動詞」でまとめていきます。

読むきっかけに、読んだ後の復習に使ってください。

概要

人間の「利他の心」の存在はどのように説明できるだろう? 一筋縄ではいかないこの問いに、進化生物学と慈善の歴史という観点から挑みかかる。
「利他行動」は生物学の難問の一つだ。ヒトをはじめ、他個体を利する行動をとる動物は実際に存在する。だがしかし、寛大にも他者を思いやる個体の遺伝子は、狡猾な個体に出し抜かれて繁殖機会を奪われ、淘汰されてしまうのでは? 生物学者たちはこのことにおおいに悩み、利他行動を説明できる理論を求めて奮闘してきた。
ただし、人間の利他の心は、生物学だけで完全に説明することはできない。社会福祉制度や慈善活動などの方法で、血縁や地域を超えた「完全な赤の他人」にまで援助の手を差し伸べる動物は人間以外にいないのだ。ここには、何か特別な説明が必要になる。著者によれば、一万年の人類史における「七つの大いなる苦難」を、人類がどう解決してきたかが説明のカギだという。

本書では、利他行動に関するいくつかの理論の要点とその妥当性を検討したのち、歴史を通して力を発揮してきた人間特有の能力を鮮やかに提示する。人類史上もっとも寛大な「思いやりの黄金時代」を生きる私たち。ここへ至るまでの道程を照らし出す、本能と理性のビッグヒストリー。https://www.msz.co.jp/book/detail/09567/

第1章思いやりの黄金時代

人類は他人を助ける。
ダーウィンが二種の差異として他者を思いやる能力をあげる。
人間は無償の愛情を持つ。
150人が毎年、赤の他人に腎臓を提供する。
ニューヨーク市民が献血をする。
先進富裕国は国内総所得の21%を寄付する。
政府とNGOは1000億ドル渡す。
祖先は槍と弓を向ける。
歴史家は少しづつ記述する。
文明化が人類を寛大にした。
人類は何かしらの過程で親切になった。
進化は、寛大さを罰する?
祖先は援助で適応度を達成する。
ドーキンスは、利他行動は嬉しい誤作動だと述べる。
自分たちの性欲は消失しない。
私たちは憐れみを感じることを抑えることができない。
腹がなる。
他人への福祉は簡単に忘れ去られる。
私たちは、他者への援助を避ける。
私たちは、他者に寛大に接する。
ヒトは理由を作り出す。
ダーウィンが科学的に説明する。
社会的本能が奉仕をさせるように導く。
論理的思考能力が、社会的本能の転用を推し進める。
人工的な障壁が、拡張を阻む。
ダーウィンが書く。
黄金律が道徳の根源に横たわる。
著者は、4つの本能を述べる。
大惨事が人類を襲う。
人類は、テクノロジー・科学・貿易を営む。
心理的ハードルが、発露を妨げる。
認知システムが、社会的本能と共感を産む。
7つの苦難が人類を襲う。
相互作用が、人類に思いやりを獲得させる。

以上。

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