はじめに
今日は、前回の続き気血水、五臓の働きを損なう病因について
病的機転の認識
病気の原因となるもの=病因には大きく3つの群があります。
- 内因
- 外因
- 不内外因
気血水の健全性を損なう因子として存在し、内的なものと外的なもの、そのどちらにも属さないものに分けられる。
内因には、7種類あります。これは、心身医学の発想と深く関連している。
外的な因子は6種類。
風と湿の複合的侵襲は関節リウマチに類位の病症を惹起する。
病態の認識
実際の臨床では一つの最も病態を説明しやすい概念を選ぶ。逐次変換していく。
臨床の眼
気候風土により病的状態の出現形式が異なる。
気虚や血虚の傾向をもつ人は特に、冷房病に侵されやすい。
心療内科でも、和漢診療学が注目されつつある。